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舞台美術録

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入澤サタ緋呼
1988年友惠しづねに師事。舞踏家。舞台美術の制作にも携わる。'90年アメリカ政府・USIAプロジェクトによりMore...

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舞台美術録

模型でシュミレーションしたり、金槌を振ったり。舞台美術に惹かれる人へ。
(執筆:入澤サタ緋呼)

2006/08/04   テーマ:舞台美術紹介

今回の舞台美術紹介 Vol.1

都心ビルの劇場に本物のススキが生えそろうステージ。
即興ミュージシャン4人と舞踊手5人によるインプロバイゼーションと振付作品の二部構成。

このステージは、栄えある第一回池袋演劇祭参加公演として大賞をいただきました。

受賞式では、本番中に空調の風によってゆれるススキが自然の中で本当にゆれているようにみえた。とコメントされた選考委員の方もいらっしゃいました。

う〜ん。ナチュラル イズ ベスト!!というところでしょうか。

話を本題にもどします。

[写真]舞台正面

舞台正面に立ち並ぶ美術パネルは、樹皮をモチーフにしたものです。
パネルにとーっても薄い綿紙を樹の表皮のようなディテールをつけながらはりあわせ、染め物のように染料で数回に分けて染色しました。
写真では、わかりずらいですが色々な色が織りなす生命感のある樹皮の色彩をだすのに大変苦労しました。
(色彩の話は改めてお話する機会をもうけたいと思います。)
完成したパネル一枚一枚には、和室の襖のような木枠(焼き入れをして磨きをかけたもの)が取り付けられております。

ならべると樹木の屏風画のような感じです。

舞台ラフスケッチ

ラフスケッチです。
空間構成で参加いただいたGCデザイナーの戸田ツトム氏によりステージ上の奥に樹木の切り株と手前に錆び付いた鉄の固まりがおかれました。

[写真]舞台サイド

ステージ両サイドのススキは、公演が3日間であったため枯れたものと新鮮なススキとを毎日、本番前に交換しました。
私は出演もしておりましたが、毎日劇場入りの前に、ワゴンで河川敷に柴刈りでなく、ススキ刈りにいって現地入りしておりました。
これまた大変!大変!

つづく。

執筆:入澤サタ緋呼|投稿日時:2006/08/04 18:29

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